なんといっても素晴らしいのは、その装着感である。
クラシックの長大な曲を聞いても、耳や頭が痛くならないのだ。
普通一般のヘッドフォンで交響曲などを聞くと、終楽章に差し掛かるころには、かなり耳たぶが痛くなっているのが常であり、最後は輝かしいフィナーレを苦痛に耐えながら聞くということになりがちであった。
これがヘッドフォン最大の欠点である。
いくら音が良くても、この欠点がある限り、ヘッドフォンはどうしようもなく不完全なシロモノなのだ。
しかし、BOSEはそれを解決した。BOSEが民生用のヘッドフォン市場に参入してから、まだそんなに長い年月は経っていないが、BOSEはその第一号モデルから抜群の装着感を誇っていた。これだけでもう、最初から成功したようなものである。
現時点で、BOSE以上に装着感の良いヘッドフォンは、おそらく世界中のどこにもないであろう。
ヘッドフォンは、音が良いだけでは絶対にダメなのである。
音の良さに加えて、苦痛のない装着感がないといけない。
その点、総合性能でBOSEのヘッドフォンは世界一であろうと思う。どのモデルを買っても、満足すること間違いなしだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿