2008年3月25日火曜日

木目調の301vと77WER

BOSEの米国サイトを見てみると、木目調の301vがある。

これ、すごくいいと思う。

日本では黒と白のみである。やはり木目調は木のぬくもりが感じられて良い。

これを日本で売ると、かなりヒットすると思うが、BOSE社の方はどうお思いだろうか?

逆に、BOSEには日本国内向けの製品もある。55WERや、この度新しく出た77WERなどがそうである。

これらには、試聴しなくても、見た目の美しさとBOSEのロゴがあるだけで衝動買いしてしまいそうな魅力がある。

77WERはまだ出たばかりであるが、55WERと同じように(多分それ以上に)、よく売れると思う。ベストセラー間違いなしの商品だ。

しかし、これを何故、アメリカで売らないのであろうか?

日本人と欧米人とでは、好みがそんなに違うのか?

77WERは、アメリカでもヨーロッパ諸国でも大成功すると思うが・・・。

2008年3月17日月曜日

ハイエンドオーディオ

ハイエンド・オーディオって、ほんとうに音がいいのかな?

家電量販店の専用リスニングルームで時々試聴してみるのだが、音はいいとしても、その音に100万円払おうとは思わない。

スピーカーユニット自体がそんなに高価だろうか。

ほとんど、立派なエンクロージャーの値段なのでは?

それとあの非実用的な重量は何?

低音は相当出るが、低音ならBOSEのSW-4というサブウーファーを使ったほうがもっとよく響くし、値段も安い。(ハイエンドと比べた場合の値段)

私は思った。「BOSEのスピーカーをうまく組み合わせることによって、ハイエンド的な音は十分作り出せる」と。

2008年3月10日月曜日

BOSEサウンドは脳と体に良いかも?

植物にモーツァルトを聞かせると生育が良いという。

猫にも良いらしく、TVで観たアメリカの猫繁殖家は、広い猫屋敷にモーツァルトを流している。

そこで使われていたのは、なんとBOSEのAMシリーズであった。

ベースモジュールとキューブ型サテライトスピーカーのシステムである。

「あれ、うちにあるのと同じじゃん!」と思わず私は叫んでしまった。(AM-5Ⅲ)

それは天井の隅に吊り下げられてあった。これなら、猫にいたずらされる心配はない。

モーツァルトの音楽は、人間にも植物にも猫にも良いらしい。

時々、部屋にモーツァルトを流して心と空間を浄化しよう。

クラシックのCDの中には、音源が非常に古いものであったり、ホールで録音されてこもったような音になっているものが少なくないが、BOSEならこれらの「録音のまずさ」をうまくクリアしてくれるので、安心して聞いていられる。

アコースティックウェーブミュージックシステム+専用CDチェンジャー

2008年3月7日金曜日

BOSEの音について



これほど普及したBOSEだが、そのサウンドに関しては今でも議論が沸き起こる。普通のオーディオ製品では、その音をめぐって“喧嘩腰”の議論など起こりはしない。しかし、BOSEサウンドに関しては何故か賛否両論が激しいのである。

BOSEの短所とは何であろうか?

私はこの問いにうまく答えることができない。

どう考えても悪い音だとは思えないし、音に“破綻”がない。しかも、相当ボリュームを上げても、いい音のまま持ちこたえる。これはほとんど全てのBOSEスピーカーに共通した特長であろう。

同価格帯の他社スピーカーと比べた場合、他社製品ではある程度音量が上がったところで、急に分解能が乱れ始め、音が団子になってくる。早く限界が来るのだ。

しかし、BOSEの場合、その限界点は、まだまだ上の方にある。

BOSEは「強いスピーカー」である。

音はよく広がって臨場感満点であるし、スピーカーは無駄な動きをせず、贅肉の取れたフルオーケストラを聞かせてくれる。

バイオリンがいっせいにトレモロを演奏しても、弓で刻まれる一音一音がハッキリ聞こえる。粒立ちが良いのだ。

チェンバロにしても、電子楽器のようなペラペラの音ではなく、重厚な本物の音だ。

電気店で試聴しただけでは、よくわからない点もあるだろうが、自分の部屋に設置したとき、その真価がよくわかるのである。

これは本当に、考え抜かれたサウンドであるということが・・・。

2008年3月3日月曜日

コンパニオン3のあるPC

パソコンに組み込まれているスピーカーは、どれも「しょぼい」音である。

まぁ、エクセルやワードしかやらないというのなら、それでも十分だ。

だが、インターネットで音楽や音情報を聞きたいという場合には、パソコンの薄っぺらな音では全然面白味がない。

ましてDVDを鑑賞しようものなら、長時間の聞き取りに耐えられなくなる。

そこで外付けスピーカーということになるのだが、あまり安い物は、やはり「聞こえれば良い」という程度。とてもハイファイな音は望めない。

コンパニオン3は、パソコン用として考えると、ちょっともったいないくらいの性能であり、価格も少々高いが、これを使用すればパソコンについての音の不満は一掃される。

中高音の実にクリアなこと。そして信じられないほど低音が出るのだ(調整は可能)。

私はインターネットの音に、これほどの低音が含まれていようとは思わなかった。

リアルな音なので、動画を見ていても、その世界に入っていける。十分に浸れるのだ。

私は「パール・ハーバー」のDVDを観て、さらに驚いた。音楽とはまた異なる聞こえ方である。

この迫力はパソコンとは思えない!

床の振動が足の裏で感じられるほどの爆音。

そしてスピーカーの位置よりも更に左右に広がる音場。

実際、右腕のあたりで効果音が聞こえたりするのだ。

まったくすばらしい!

はじめは内心、「わざわざパソコンまでBOSEにしなくても・・・」と思ったものだが、買って正解であった。

しかし、おかげでパソコンの前に座っている時間が長くなり、最近の私は少々寝不足気味なのである。

写真は、コンパニオン3の最新型。(私のは、この前の旧モデルです。)

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コンパニオン3のノイズ?

私は一世代前の“コンパニオン3”を所有している。不具合は全くない。

以前、この機種について、「2ちゃんねる」や「価格com」で、「無音時のノイズが耳障りである」ということがしきりに書き込まれていた。

ある人は「スイッチを入れたままにしていると、うるさくて寝られない」という。

私もちょうどそれが欲しかったので、「ホンマかいな?」と、近くの家電量販店で確かめてみた。

しかし、ボリュームを上げても、スピーカーに耳を近づけても、ノイズなどは全く聞こえない。

その後、購入し、家に持ち帰って聞いてみた。

ノイズなどありはしない。

が、サテライト・スピーカーに耳を20センチ程度近づけると、確かに小さな音で「ジーーー」という音がしていた。(おっ!カワイイじゃん!!)

それは本当に微かな音で、少し耳の角度を変えると聞こえなくなる程度である。

パソコンのファンやエアコンの音がしていれば、それらにかき消されて全く聞こえない。

これでは家電量販店でいくら試聴しても、聞こえないはずだ。

今も目の前のコンパニオン3は、スイッチ・オンで待機しているが、「ジーー」という音が耳に届くことはない。(私の聴覚は正常です。)

あれほどネット上で騒がれたノイズ問題は、取るに足らないものであった。まったく馬鹿馬鹿しい話なのである。

本格的なオーディオでも、無音時にはスピーカーから微かに「サー」という音がしている。深夜、その音を感じて、システムの消し忘れに気づいたりするものだ。

コンパニオン3のノイズも、その程度のものなのである。

私も、どちらかというと神経質なほうなのだが、ネットで「ノイズ問題」をあれこれ議論していた連中は、私より十倍も重症であった、というわけだ。(笑)

2008年3月2日日曜日

オーディオ・オタク批判

知り合いに消防設備関係のエンジニアで、若い頃にはオーディオに凝り、クルマ一台分くらいのお金をつぎ込んだという人がいる。

若い頃といっても、そうとう昔で、まだアナログレコードの時代であった。彼は高価なアンプに、JBLのハイエンドクラスのスピーカーをつなぎ、隣近所からの苦情に耐えながら、良い音を追求し続けていた。

セッティングをいろいろ考えたり、スピーカーコードを変えてみたり・・・

そうして音は確かに良くなったようであるが、肝心の「音楽」は次第に楽しめなくなってきたのである。

お気に入りのナンバーを掛けても、「シンバルの響きはどうか」とか「ピアノの金属的な響きの部分はどうか」とか、非常に神経質な聞き方になってしまい、細部ばかりが気になって、どうにもリラックスできないのだ。これでは、家にいるときでもエンジニアの仕事をさせられているようではないか。

まさに、「木を見て森を見ず」である。

私は、その方に尋ねてみた。「今はどのようなシステムでお聞きですか?」と。

答えは意外にも、「いや、今はもう、そういうことはやめて、普通のミニコンポで音楽を楽しんでるよ。CDの時代になって、ミニコンポでも結構いい音するしね」ということであった!

BOSEなどの、あるレベル以上のシステムを揃えたなら、あとはスピーカーのことなど忘れて、音楽にどっぷり浸るのがよい。

重箱の隅をつつくようなことばかり言っていたら、いつまで経っても音楽は楽しめないし、やがてオーディオの趣味も苦痛になってくることであろう。

あれこれ考えずに、今所有しているスピーカーの音に身をゆだねてみよう。

それがもし、幸いにもBOSEなら、きっと深いくつろぎを経験することであろう。

 

今日の異端は、明日の正統

 昔々、「オーディオなんて普通に鳴れば良い」と考えていた頃、BOSEのスピーカーは私にとって「異端派」としか思えなかった。BOSEは外国の超マイナーなメーカーなんだと思い込んでいたし、奇抜なものを好む人が買う製品だと思っていた。

 実際、BOSE社発足当時は、ボーズ博士も業界やオーディオマニアから“気狂い扱い”されたそうである。誰でも、新しいことを始めれば迫害を受けるものだ。

 (そりゃ、そうでしょ。BOSE901なんか見たら、だれだって「なんじゃ、こりゃー」と驚きますよ。現在でもこの製品は異端的光彩を放っています。(笑))

 ところが、今やBOSEのスピーカーは欧米でトップシェアを誇っている。世界標準のサウンドになっているのだ。今日の異端は、明日の正統だ。

 私もいくつか所有してみて「悪くない」と思う。

 ただ、一般的な3WAYスピーカーなどとは、かなり味付けが異なることも確かだ。従来型のスピーカーに耳が慣れている人には、受け入れがたい面もあるかもしれない。

 しかし、しばらく付き合っていると、“一度関係を持ったら離れられなくなるような魅力”がある。

 このブログでは、そのようなBOSEの魅力を中心に、生活上のさまざまなことを語ってゆきたい。

・・・でもなんか、キンチョーするよね。初めてのブログって・・・(笑)