2008年3月2日日曜日

今日の異端は、明日の正統

 昔々、「オーディオなんて普通に鳴れば良い」と考えていた頃、BOSEのスピーカーは私にとって「異端派」としか思えなかった。BOSEは外国の超マイナーなメーカーなんだと思い込んでいたし、奇抜なものを好む人が買う製品だと思っていた。

 実際、BOSE社発足当時は、ボーズ博士も業界やオーディオマニアから“気狂い扱い”されたそうである。誰でも、新しいことを始めれば迫害を受けるものだ。

 (そりゃ、そうでしょ。BOSE901なんか見たら、だれだって「なんじゃ、こりゃー」と驚きますよ。現在でもこの製品は異端的光彩を放っています。(笑))

 ところが、今やBOSEのスピーカーは欧米でトップシェアを誇っている。世界標準のサウンドになっているのだ。今日の異端は、明日の正統だ。

 私もいくつか所有してみて「悪くない」と思う。

 ただ、一般的な3WAYスピーカーなどとは、かなり味付けが異なることも確かだ。従来型のスピーカーに耳が慣れている人には、受け入れがたい面もあるかもしれない。

 しかし、しばらく付き合っていると、“一度関係を持ったら離れられなくなるような魅力”がある。

 このブログでは、そのようなBOSEの魅力を中心に、生活上のさまざまなことを語ってゆきたい。

・・・でもなんか、キンチョーするよね。初めてのブログって・・・(笑)

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